会社概要

Company

わが社は創業以来一貫して、障害者の自立を支援するという方針を追及しています。
現在世界的にみても障害者福祉は脱施設化の方向に進んでいます。
わが国においては、1990年代に入ってようやく障害者の在宅化が意識化され法制化されてきてます。しかし現実に在宅生活を実現しようとする時それは決して容易ではない事がわかります。
最大の壁は家族です。特にすでに施設に入所されている場合はより問題が大きくなります。安定した生活を放棄して、何故リスクの高い生活を望まなければならないのか、さらには自分たちの生活にも影響が及ぶのではないかということでしょう。

次には地域社会の問題です。私たちが常に頭を悩ますのが住居の問題です。障害者が重度である場合、風呂やトイレの条件が適さないケースが良くあります。バリアフリーという言葉は現在一般に定着していますが、実態はまだまだというところでしょう。
さらに人々の意識の問題があります。まだまだ偏見は根強くあります。この意識を変えていくのは大変です。
意識を変えるために必要なのは交流だと考えますが、そのためにも多くの障害者の方々が街で生活する必要があると考えます。 日常的に接し、その生活を間近に見ることで偏見は薄れていくはずです。

私たちは障害を持つ方々が、その人生を自分の望む内容で生きられる世の中であってほしいと強く望みます。
その実現のために、私たちは会社を挙げて取り組んでいく覚悟です。
志を同じくする方々と、今後広く交流を持っていきたいと考えますし、意見、情報の交換も行っていきたいと考えていますので、
是非ご協力をいただければと願っております。

組織名 (株)つなぐ
住所 〒733-0002 広島市西区楠木町1-13-6
電話番号 082-297-2900
FAX番号 082-297-2901
代表者 代表取締役社長 森田 緑
創業 平成19年10月
従業員数 正社員55人  臨時職員31人

代表挨拶

Message

代表取締役 森田 緑

代表取締役 森田 緑

ひとりひとりの楽しいと幸せを
叶えるために。

 私どもは介護という業務に携わるにあたり、重い障がいを負われ、あるいは年老いて、独りでは自分の思いのままに暮らすことのできない方々を支援する機会を多くいただいております。その関わりにおいて、利用者様一人ひとりが自分らしく元気に生きながら毎日の生活に幸せを感じていただける様に、日々実践と追及を繰り返しております。
 私は以前、特別養護老人ホームと介護老人保健施設で働いたことがあります。そこでの日常では、職員と入所者の方々との会話はほとんどなく、何より皆さんの表情さえ無く感じられたことを思い出します。決められた時間早々に食堂に集められ、何をするでもなく長時間車いすに座って過ごす毎日、 それは決して楽しいとは言えない生活だったのではないでしょうか。
 介護をする側が介護を受ける方一人ひとりの望んでおられることを考えながら、その方が真に必要としている介護を提供するのが介護者の役割だと考えます。障がいがあっても、年老いていても「楽しい」「幸せ」 を感じることのできる生活を送れることが理想ではないでしょうか。幸いにも、つなぐで支援している皆様は表情豊かに毎日楽しんでおられると感じる場面を多く目にしております。これからも一人ひとりの「楽しい」「幸せ」 を叶えるために、私どもはどうすればよいかをいつも考えながら、利用者様に寄り添っていきたいと思います。
 その為にはまず、従業員が毎日安心して暮らし幸せな生活ができる報酬がなければ成り立ちまん。残念ながら介護という職種が十分に評価されていないと感じる今日に、 弊社を通じて今後少しでも多くの方に介護という仕事の魅力を知っていただき、またたくさんの人達を笑顔にできる会社を目指して社員一同より一層の努力をしてまいる所存です。
2007(平成19)年、ほんの数名の従業員で立ち上げた㈱つなぐ訪問介護事業所 (のち 2013(平成25)年9月に(㈱つなぐへ法人名称変更)も、現在では従業員 80名を超える企業となりました。これも創業者 川口明憲の掲げた「利用者には最善の介護を、社員には最高の報酬を」という理念を根底に社員各々が懸命に取り組んできた結果故と自負しております。
 弊社社員は常に相手の希望にできる限り応えられる介護を追求しています。 その源となる創業者の想いは私どもの代になっても揺らぐことはありません。人生の最期まで人間らしい生活をしたいと望むのは当然です。 そして、 誰にも死期は訪れます。 その時に、「幸せな人生だった」と思っていただける介護を目指しています。
これからも利用者様と社員、 両方に目を向けた理念を持ち続けながら遭進してまいりますので、皆様のご愛顧とご指導を賜りますようお願い申し上げます。 今後とも、㈱つなぐをよろしくお願いいたします。